2009年03月17日

弱者の広告戦略2「いいものを作っていれば大丈夫」なのか?


前回に続く、弱者の広告戦略の話。
よく「いいものを作っていれば、大丈夫」だということ聞きます。
とくに料理人の方では、そうした考えが多いと思います。
だから広告費にお金を使うくらいなら、いい材料を手に入れるためにお金を使いたい、そう言われます。
本当にそうでしょうか?

これは、半分正解で、半分間違い。
長期的な視点で見れば、確かに“いい商品”、“美味い料理”がなくては、商売は絶対続きません。
しかしこの考えは、開業したての人には当てはまりません。
そりゃ、もう超有名人なら別ですが、現実的に自分のことなど一般の人は、百人いたら百人とも知りません。
いくら美味しい料理が作れたとしても、それを食べにきてくれる人がいなければ、お店は潰れるのです。

では商品開発と広告費、どんな順序でお金を使えばいいでしょうか?

弱者の戦略では、「商品3分に売り7分」という言葉があります。
これは自分たちの力を、商品開発に3割、それを売るのに7割に分けて使うと、軌道に乗りやすいということです。

では実際に、「売り」とはどんなことをしたらいいか、それはまた次回に続く・・・。


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この記事へのコメント
ゆうやさんのおっしゃる通りですね。

いいもの出すのは、プロとして当然。

そのいいものもプロモーションしなくてはいけない。

多くの集客から評判が広がり、固定客が増えていく。

初期の販促においてプロモーションは不可欠ではないかと僕は思います。
Posted by ほんま at 2009年03月17日 12:24
ほんまちさん、コメントありがとうございます。
ついつい職人気質だと、自分をプロモーションすることが“悪”だと感じている方も多いと思います。
その意識を変えるための、戦略の勉強とウェイト付けが、我々弱者には必要ですよね。
Posted by yuya at 2009年03月17日 14:08
「弱者の戦略」ほめていただき
ありがとうございます!!

違うか・笑

ちなみに私は広告屋出身で

弱者の広告戦略セミナーもやってます。たまに。
Posted by ベンチャー大学の栢野/かやの at 2009年03月17日 19:29
うちの会社にも通じるものがありますね。

良い物作ってるはずなので、営業さんに売り込んでもらわなきゃ・・・
Posted by ヤス at 2009年03月17日 21:39
>かやのさま
コメントありがとうございます。
いつもブログ拝見させていただいています。
もちろん「弱者の戦略」も買って読ませていただきました。
僕は鈴木俊士さんのところで勉強しています。
また浜松にも講演に来てください!
Posted by yuya at 2009年03月18日 09:49
>ヤスさん
お久しぶりです。
景気どうですか?
Posted by yuya at 2009年03月18日 09:50
お久しぶりです。

どこの同じようなものなのでしょうけど、うちも大変です。

働けるだけマシかなって感じです。

この前など、仕事がないからって2週間休業でしたよ。

。;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン
Posted by ヤス at 2009年03月19日 00:09
>2週間休業Σ( ̄Д ̄;)
それはビビりますね。
大量生産、大量消費の時代は終わったのかな、とも思います。
大手に勤めたからといって、安心できない時代になりましたもんね。
これからはやっぱり自分サイズ起業。
ヤスさんも、こっち側へ(笑)
Posted by yuya at 2009年03月19日 09:01
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

そんな、できる人間じゃありませんので('A`)

人に使われてるくらいが丁度良いです。;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン
Posted by ヤス at 2009年03月19日 21:39
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